You are required to have Macromedia Flash 9.

Get Adobe Flash player


  総合案内
  米系メガバンク
  DBS Bank Ltd.
  Phillip Securities
  Phillip Futures
  MF Global Singapore
  投資銀行証券運用口座
  プライベート・バンキング

  オフショアの基礎知識
  ETFによる運用の勧め
  ADRによる運用の勧め
  債券での堅実運用の勧め
  オフショアファンドとは

  コラム・レポート一覧
  日本の財政は行き詰るか
  財政問題、本当の構図
  資本主義と経済の粘性
  シンガポールにカジノ !!
  フォト・ギャラリー









 




ADR (American Depositary Receipt=アメリカ預託証券) とは、簡単にいえば米国以外の企業の有価証券の所有権を株式と同じように米国市場で売買できる証券のことです。 
実際にその企業の株式そのものを売買するわけではありませんが、ADRの換算価値はその企業の株式とほとんど同じすので(実際の株価との間に価値の差が生じれば直ちに裁定取引により差が埋められてしまうので…)実際の株式の売買と同じ感覚で投資ができます。

世界の株取引の中で米国株式市場はダントツの取引量となっていますが、それは米国市場が企業会計基準や、情報開示においてもっとも整備された市場だからと言うことができます。
中国やインドなどの新興諸国では、まだまだインサイダー取引や粉飾された情報がまかり通っているために直接その企業の情報を入手できない投資家にとってはリスクがあります。
一方ADRの銘柄企業は米国のSAE(証券取引委員会)の定める情報開示義務や、会計報告義務を満たした優良企業であり、株式市場が未熟な国の企業であってもある程度安心して投資ができます。
ADRは、投資のインフラがもっとも整った米国市場で安心して世界中の企業(1500銘柄以上)に株式投資ができる便利な金融商品なのです。

ADRの大きなメリットの一つは、少ない運用額でも投資ができることです。
ADRは、株式と同じように小口で売買ができ、手数料は株式の運用と基本的に同じです。
インターネットによって直接の売買ができる投資環境を獲得した投資家にとっては、インフラがもっとも整った米国市場で、簡単に国際分散投資ができることになります。
また株式と同じように配当もUS$で支払われますので、管理も容易です。
(多くの運用口座では、Custodian Service という資金の一括管理ができるサービスを提供しており、配当金はその口座に振り込まれることになります。)

最近 日本でも非常に人気が高いファンドにインド・ファンドがありますが、インド・ファンドを買うのであれば、ADRのインド銘柄を保有する方が運用コストは安く、直接的です。
もともとインドの株式市場は外国金融機関の売買を規制しており、また株式市場自体がまだまだ未整備であるため、インド・ファンドのほとんどは、インドのADR銘柄企業や、インドとの取引が大きい外国企業の株式を長期保有する形で運用しているだけであり(頻繁に入れ替えをするほど投資対象となる銘柄数がない)、インドのADRである11銘柄のうちのいくつか(もしくは全銘柄)を保有すればインド・ファンドに投資するのとほとんど同じパフォーマンスになると思います。逆に、運用コストが安い分ADRの方が有利かもしれません。
このように投資したい国・地域やセクターがある程度絞り込めている場合、または逆に世界各地の市場に資産を分散させてリスクをヘッジしたい場合などADRは非常に強力な運用商品です。


 

当然ながら日本人にとっては日本語情報が一番頭に入りますので、まずは日本語で入手できる情報はできるだけチェックすることが近道であろうと思います。
幸いADRに関する日本語情報もかなりウェブに掲載されるようになってきました。
銘柄数は限られますが日本の証券会社などもADR投資の取次ぎを始めており、そのような金融機関のウェブサイトから情報だけ入手するのも賢い手です。

参考になる日本語ウェブサイトをいくつか紹介します。(URLをクリックすればリンクします。)

.......◆アジアン・ストック・ワールドのADR紹介ページ  ⇒ http://www.asianstocks.info/index.htm
..........
(それぞれの国の紹介ページからその国のADR銘柄企業の紹介ページを開けます。)

.......◆BRICs株.COM ⇒ http://www.brics-kabu.com
..........(BRICs諸国のADR銘柄が紹介されています。)
..........右上の 「ブラジル株」、「ロシア株」、「インド株」、「中国株」をクリックください。)

.......◆インド株投資事始  ⇒ http://www.taku21.net/2006/02/adradr.html
..........(インド企業のADR銘柄が紹介されています。)

日本でである程度の予備知識ができたら、英語のウェブサイトでさらに詳細な情報を入手しましょう。
英語でADRの情報を得られるウェブページは沢山ありますが、一番のお勧めは JPモーガンの運営するADR.Comです。 
使いやすさ、情報量、検索機能など、どの点においても優れており、ADR銘柄の基本情報の入手はほとんどこのウェブページだけで事が足ります。

.......◆JP-Morgan, ADR.com  ⇒ http://www.adr.com

まず adr.com の文字の下にある 「 ADR Universe 」 のボタンをクリックしてみましょう。
その画面で、いろいろな情報でADR銘柄を抽出することができます。ためしに「 Country: 」のプルダウン・メニューで 「 India 」を選択し、All, A, B, C,--------Z,が並んでいる直ぐ下の「 SUBMIT 」のボタンをクリックしてみてくだい。 するとインドADRの全銘柄が表示されます。
このように「 ADR Universe 」のページからは、国ごと、地域ごと、セクターごとの銘柄リストが開けますし、また、企業名から各銘柄のProfile画面を開くこともできます。

「 India 」を選択して開いた画面には百以上の銘柄が表示されますが、そのうち市場で売買ができる銘柄は、銘柄名に下線がひかれてリンクが張ってある銘柄です(インドADRは、現在11銘柄)。

次に表示された銘柄のうち TATA MOTORS LTD をクリックしてみましょう。
そうするとインドの最大手の自動車メーカーである タタ・モータース の企業情報とADR情報(Profile)が表示されます。 左上部に表示されている 「 Current Price 」の数字が、その時点でのADRの価格です( 市場が空いている時間の場合、約20分遅れの価格です)。 

メイン画面のトップには、「 Profile 」の右脇に 
........「 Quote 」( さらに詳しい価格情報 )、
........「 News 」(対象銘柄に関するNews )、
........「 Ownership 」 ( ADRの保有状況 )、
........「 Estimate 」( 業績予測 )、
........「 Finance 」( 財務指標 )、
........「 Chart 」( 株価チャート)、
などボタンがならび、クリックひとつでその銘柄に関する各種の情報が入手できます。



 

日本市場では株の銘柄コードは4桁の数字ですが、米国では5文字以下のアルファベットで表すティッカー( Ticker )とよばれるシンボルが付けられています。 Tickerは、株だけでなく、ADRや上場投資信託にも付けられており、米国証券市場で取引のオンライントレードができる口座を持っていれば、
その銘柄・商品のTickerがわかれば簡単に、その銘柄・商品の情報を入手し、売り買いの指示を出すことができます。

米国のTickerは、アルファベットの文字数によって上場市場が判るようになっており、3文字以下の場合は NYSE ( New York Stock Exchange )やAMEX(アメリカ証券取引所)など、 4-5文字の場合はNASDAQや、PINKSHEETなどとなっています。
説明した ADR.com の銘柄一覧表ではかならず Tickerがどこかに表示されています。
興味を持ったADR銘柄は、Tickerを覚えておくと、簡単に情報を入手することができます。
ADR.com のIndex画面には 最上部に Tickerを入力するBOXがありますが、そのBOXに Tickerを入力し 「 GO 」 ボタンをクリックすれば、その銘柄のProfile 画面を直接表示することができます。

すでにTickerが判ってるADRについては、ADR.Comを使わなくても一般の株価情報ウェブサイトで、価格などの情報をいつでもチェックできます。

ADR.Comの画面でインドのタタ・モーターのTicker は「 TTM 」 と出てましたね。
試しに代表的な金融情報ウェブサイトである ヤフーと、クオート・ドット・コムの画面で タタ・モーターのTicker である「 TTM 」を入力して見ましょう。

.......◆ヤフー・ファンナンス  ⇒ http://finance.yahoo.com

.......◆クオート・ドット・コム  ⇒ http://quote.com

ヤフー・ファイナンスは、画面上部の「 Get Quotes 」の右のボックスに「TTM」と入力しその隣の「 GO 」ボタンをクリックしてください。

クオート・ドット・コムの場合は、画面の中ほど左側の「 Enter Symbol : 」の右隣のボックスに「 TTM 」と入力し、さらに右側の「 Submit 」のボタンをクリックしてください。 
どちらのウェブサイトも、開かれた画面から各種株価指標や、企業情報や、過去の株価推移や、その日の株価の推移(Live Chart)などを見ることができます。

ご紹介しているウェブサイトはすべて無料ですので、いろいろなページを開けてみてください。
英語のサイトでも、そのウェブのデザインに慣れてくればだんだん楽に使えるようになります。

米国の株価情報を提供している無料サイトは数多くあり、当然どれを利用しても良い訳ですが、ADRの売り買いに必要な基本情報のソースとしてはご紹介したウェブサイトだけで十分だと思います。

実際にADRを証券会社や金融機関のインターネット・トレードで買う場合の一般的な流れは、まず購入銘柄と購入ロットを決め、その日の価格動向をそのインターネット・トレードの価格情報画面や、クオート・ドット・コムなどの金融情報サイトで確認し、買いが付つきそうな価格を指し値(Bid Price)します。
その価格で買い手が付けば取引成立です。

当然ながらそのときの相場価格より多少高い指し値をすれば間違いなく買えますが、買い手が付かない場合は、指し値の有効期限(1日で設定しているところが多い)を過ぎた時点で取引不成立によりすべて無効となります。

米国市場は月曜日から金曜日の午前9時30分から午後4時までの6時間30分開きます。
日本の証券取引所は前場、後場の間は取引ができませんが欧米の市場に昼休みはありません。
米国には4月の第一日曜日から10月の最終日曜日までサマータイム時間が使われますので、米国市場の開場時間は日本時間では以下の通りになります。
取引時間は日本の夜になってしまいますが、その点はどうしようもないですね。

............サマータイム期間 日本時間 午後10:30~午前5:00
............サマータイム期間以外 日本時間 午後11:30~午前6:00